キング・クリムゾン/リザード
- 1970年発表の第3作。"Lizard"。
- メンバーは、ロバート・フリップ(g, mellotron, key)、メル・コリンズ(fl, sax)、ゴードン・ハスケル(b, vo)、アンディ・マカロック(ds)、ピート・シンフィールド(words, pictures)。サポート・メンバーとして、ロビン・ミラー(oboe)、マーク・チャリグ(cornet)、ニック・エヴァンズ(tb)、キース・ティペット(p, el-p)、ジョン・アンダーソン(vo)。
- 3作目にしてオリジナル・メンバーはロバート・フリップと作詞のピート・シンフィールド二人だけになってしまったわけだが、それでも前作から半年後にこんなアルバムを作ったクリムゾンはすごいと思う。
- 参加ミュージシャンがやたらと多いのだけれど、さすがに寄せ集めメンバーという感じは拭えなくて、その分フリップががんばってまとめ上げている。他の作品に比べるとそんなに目立たないにも関わらず、ファンの中には『リザード』が一番好き、という人もときどきいるので、侮れないアルバムである。
- 上の動画は「ルーパート王子のめざめ」("Prince Rupert Awakes")。全部で23分におよぶ "Lizard" 組曲の最初のパートで、ヴォーカルはイエスのジョン・アンダーソンがゲスト参加している。
- あと、この曲は1982年の映画『機動戦士ガンダムIII』の挿入歌、「ビギニング」(作・編曲、歌:井上大輔)にそっくりだ。(というかパクリ。以下の動画参照。)
- オリジナルのクリムゾンはガンダムより12年も前なんだから、ずいぶん昔の音楽なんですね。
Lizard: 40th Anniversary Series (Wdva)
- アーティスト: King Crimson
- 出版社/メーカー: Discipline Us
- 発売日: 2010/01/12
- メディア: CD
- クリック: 21回
- この商品を含むブログ (12件) を見る