イエス/危機

  • 1972年に発表された "Close To The Edge"。
  • メンバーは前作に続いてジョン・アンダーソン(vo)、スティーヴ・ハウ(g)、リック・ウェイクマン(key)、クリス・スクワイア(b)、ビル・ブラッフォード(ds)。
  • 楽曲はどんどん長大化して行き、本作では3曲が収録されているのみである。(それぞれの長さは約19分、10分、9分。)
  • しかし、組曲形式であったり、曲想がどんどん展開していったりするので、単調さは全くなくて、全編を一気に聴かせるだけの疾走感と緩急の兼ね合いとクオリティを持った名盤である。
  • 上の動画は、3曲目 "Siberian Khatru"。イントロのギター、重厚なメロトロン、ガツンとくるベース、スコーンと抜けるようなスネア・ドラム、ハイトーンのコーラス。すべてがかっこいい。プログレッシブ・ロックの最高峰ともいえる名曲だ。
  • 下のリンク先は、例の2003年リマスター盤。10年も前に出たディスクなので今さらではあるのだが、これ以前の CD しか持っていないひとは買い換え必須。冒頭の水の流れる音から打ちのめされてくれたまえ。


Close to the Edge

Close to the Edge