ル=グウィン 『ダークローズとダイヤモンド』

 『ダークローズとダイヤモンド』 は1999年に発表された短編小説。魔女の娘ダークローズと商人の息子ダイヤモンドのラヴ・ストーリー。

  • 恋愛小説に双方の親が深く関わってくるというのは、近年のアメリカの小説には珍しいかもしれない。
    • 親子の葛藤みたいな部分、ちょっと韓国ドラマに近い雰囲気がある。(でも韓国ドラマにはありえない結末を迎える。)
    • 日本の恋愛小説やドラマにもこういうのあまりないよなあと思ったのだけど、よく考えたら 『素直になれなくて』 に親子が登場している。あれも韓国ドラマの影響だろうか? (あるいは韓国の視聴者を意識しているのかも。)
  • 挿入歌の楽譜がついている。ル=グウィン作曲?
  • 結局、魔法はあまり関係ないまま終わる。