『デミアン』 を買いなおす

 岩波文庫版があまりにもひらがなが多すぎて、頭が痛くなってきたので、読書中止。
 たまたま新潮文庫版(高橋健二訳)を古本屋で見つけて購入。50円なり。10歳の少年、シンクレールの一人称が 「私」 というのは変な感じがしていたのだが、セリフの中はちゃんと 「ぼく」 になっていた。帰りの電車の中で、シンクレールがカツアゲされて頭がおかしくなるところまで読む。