なぜ人は病気になりたがるのか
しかしやっぱり興味深いのは、別に医者の様な知識を持っているわけでも、医者の診断を受けているわけでもないのに、何でそういう風に人や自分に「病気」や「障害」のレッテルを貼り付けたがるかなぁということです。
この疑問に対して、《猫》 は以下のように述べています。
主人は好んで病気をして喜こんでいるけれど、死ぬのは大嫌(だいきらい)である。死なない程度において病気と云う一種の贅沢(ぜいたく)がしていたいのである。
引用部分の前後には、もっと毒々しいことが書かれているのですが、このくらいで勘弁してもらうことにしましょう。