Miles Davis / At Newport 1958
- アーティスト: Miles Davis,Paul Chambers,Jimmy Cobb,Bill Evans
- 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: CD
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- 1958年7月3日録音。
- Miles Davis (tp), Cannonball Adderley (as), John Coltrane (ts), Bill Evans (p), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
1958年に行われたニューポート・ジャズ・フェスティヴァル(アメリカ)におけるライヴ録音盤。58年の同フェスティヴァルのステージを撮影したドキュメント映画『真夏の夜のジャズ』には収録されていない。
アナログ LP 時代には、セロニアス・モンクの1963年のライヴ演奏とレコード片面ずつの抱き合わせ(ニューポートのライヴという以外何の共通点もないのに)で発売されていたアルバム。90年代になって、ようやく2曲追加され、マイルスのみの演奏で、CD 化された。
全7曲入り。(1) は司会者による紹介アナウンス。曲は当時のこのグループのレパートリーばかりで、さすがに演奏がこなれている。ステレオ録音で、音質は50年代のライヴ盤としては良いほうに入るだろう。
屋外のステージでの演奏のためか、全体に開放的でリラックスした雰囲気になっている。それでも、ソロはかなりがっちりしていて、特にマイルスとコルトレーンは好調だ。(逆にビル・エヴァンスはそれほどノッていなくて、ソロも短い。)
ベストは (6) "Bye Bye Blackbird"。約9分の曲のうち、4分がコルトレーンのソロである。ここでのテナーは、50年代以前の彼のベストの一つなのではないか。コルトレーンは、マイルスから独立して自己のグループを結成した後も、この曲をよく取り上げていたものである。