Freddie Hubbard / Red Clay
- アーティスト: フレディ・ハバード,ジョー・ヘンダーソン,ハービー・ハンコック,ロン・カーター,レニー・ホワイト
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: CD
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- 1970年1月27〜29日録音。
- Freddie Hubbard (tp), Joe Henderson (ts, fl), Herbie Hancock (el-p, organ), Ron Carter (b, el-b), Lenny White (ds)
- フレディ・ハバードがクロスオーヴァー・ジャズの名門 CTI レーベルから発表した人気アルバム。マイルス・デイヴィスの "Bitches Brew" は抽象的でわかりにくい部分があるが、本作はわかりやすい。ロックとブルースとソウルとジャズのおいしいところを集めた名盤である。
- ドラムのレニー・ホワイトは当時20歳になったばかり。本作の半年前に、"Bitches Brew" 録音に参加した若手である。その他は60年代以来のおなじみのメンバーだ。
- ハービー・ハンコックは、珍しくウーリッツァーのエレピを弾いている。これまたレトロな音色の楽器だが、演奏はまだ地味な感じがする。
- LP は全4曲入り。CD には追加曲 (5) が収録されている。
- (1) はベースのリフが印象的なジャズ・ロック・ナンバー。ハバードとヘンダーソンのソロが熱い。
- (2) はスロー・ブルース。ハービーはオルガンを弾く。全員渋すぎる演奏。
- (5) "Cold Turkey" はジョン・レノンの69年のヒット曲のカヴァー。8ビートの熱いセッションだ。全体にホットな演奏が続くアルバムだが、決して暑苦しくならないのはプロデューサー、クリード・テイラーの技だろうか。