John Coltrane / Live In Seattle

Live in Seattle

Live in Seattle

  • 1965年9月30日録音。
  • John Coltrane (ts), Pharoah Sanders (ts), Donald Garrett (b-cl, b), McCoy Tyner (p), Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)
  • 《黄金のカルテット》 にファラオ・サンダースが加わり、さらにバス・クラリネットとベース兼任のドナルド・ギャレットが参加した6人編成のライヴ盤。LP 時代は2枚組だったものを CD 化の際に1枚にまとめたため、全4曲、演奏時間77分となっている。(1994年には、さらに2曲追加した2枚組 CD が発表された。)
  • フリー・ジャズ期としては初のライヴ・アルバムであり、全体に混沌とした雰囲気が漂い、演奏内容はきわめてアグレッシヴである。
  • (1) と (3) はコルトレーン作曲のオリジナルで、3拍子でも4拍子でもないフリー・リズムを導入している。
  • (2) はインパルス盤 "Coltrane" に収録されていた3拍子のスタンダード・ナンバー。ここではぐっとテンポを落とし、どす黒い雰囲気の演奏になっている。マッコイ・タイナーエルヴィン・ジョーンズというリズム隊の場合、こういうリズムのしっかりした楽曲のほうが合っているようだ。
  • (4) はジミー・ギャリソンのベース・ソロのみ。