地図のついている小説

 『エルマーのぼうけん』 から 『夜明け前』、『津軽』 まで、巻頭に地図がついている小説は、どれも面白い。しかし、『ゲド戦記』 は地図がよくない。あの地図は挿絵画家が描いたのだろうか。全く地理的センスが感じられないのである。
 あと、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 の文庫版の地図は、白黒が反転していて、非常に見づらい。