2011-12-26から1日間の記事一覧

平松洋子 『おとなの味』

「食」をテーマにしたエッセイ集、『おとなの味』(2008年刊)を読んだ。 箸で崩しかけると、もはや梅干しはあられもない風情である。ちょっと待って、そんな一気に脱いでいいの。出し惜しみというものがあるのじゃないの。こちらがおろおろするほど、気前よ…