Stan Getz & Bill Evans

FIRST TIME EVER

FIRST TIME EVER

 テナー・サックス奏者スタン・ゲッツビル・エヴァンスの共演盤は2枚あって、本作はその1作目(2作目はライヴ)。
 オリジナル LP (発売年不明)は全6曲入り。(3) がエヴァンス作曲のオリジナルで、ほかはスタンダード・ナンバー。(1)〜(3) ではロン・カーターが、(4)〜(6) ではリチャード・デイヴィスがベースを弾いている。
 エヴァンスは管楽器奏者との共演盤を何枚か残しているのだが、その中で本作はまちがいなく最高傑作だと思う。ゲッツのテナーが良すぎるのである。エルヴィン・ジョーンズのドラムもノッている。個人的愛聴盤のひとつである。