Bill Evans / Loose Blues

Loose Blues

Loose Blues

 録音当時、未発表となり、1992年にようやく陽の目を見た CD。1962年7月に録音された "Interplay" の続編的な編成と楽曲だが、こちらは大外れとなった。
 全8曲入り。全曲エヴァンスのオリジナルであって、相当力を入れて取り組んだのだと思うが、テナー奏者ズート・シムズが終始フニャフニャした音を出して締まらない。ベースとドラムも平凡である。楽曲が複雑なだけに、これはリハーサル不足によるものであろう。
 Amazon のレビューは評価が高すぎ。お蔵入り作品には、それなりの理由があるのである。