Thelonious Monk / Monk In Tokyo
- アーティスト: Thelonious Monk
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2014/06/10
- メディア: CD
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- 1963年5月21日録音。
- Thelonious Monk (p), Charlie Rouse (ts), Butch Warren (b), Frankie Dunlop (ds)
1963年5月、セロニアス・モンク・カルテットは初の来日公演を行った。本アルバムは5月21日、産経ホールでのライヴ録音盤である。
全11曲収録。オリジナル LP は63年(?)2枚別売で、日本コロンビア(のちのソニー)から国内のみ発売された。その後、2枚組となり、2in1 CD となったが、毎回ジャケットが変更されているようである。
メンバーは、ベースがブッチ・ウォーレンに交代。CD の音が非常に大きく、やや割れ気味。だが、演奏はなかなか濃い内容になっていて、特に後半 (9), (10) はいずれも10分を超える激しいパフォーマンスである。
ラウズのテナーは元々ピッチが不安定なところがあるのだが、(2) はかなりひどくて思いきり音を外している。新加入のウォーレンは、まだあまりバンドになじんでいない感じだが、この後どんどん良くなっていく。(ウォーレンはハービー・ハンコック、ケニー・ドーハム、ハンク・モブレイといった大物ミュージシャンと共演。60年代を代表するベーシストなのだが、病気のため若くして引退してしまったらしい。)
なお、モンクの日本での録音はほかに、テレビ出演時の音源のもの、1970年の厚生年金ホールのものがあるらしいが未聴。