Thelonious Monk Trio & Quartet / Unissued Live At Newport 1958-59
Unissued Live at Newport 1958-59 +59+3Bonus tracks [輸入盤]
- アーティスト: Thelonious Monk Trio & Qurtet
- 出版社/メーカー: In Crowd Records
- 発売日: 2013/03/20
- メディア: CD
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- (1)〜(4) …… Thelonious Monk (p), Henry Grimes (b), Roy Haynes (ds) (1958年7月7日録音。)
- (5)〜(9) …… Thelonious Monk (p), Charlie Rouse (ts), Sam Jones (b), Art Taylor (ds) (1959年7月3日録音。)
- (10)〜(12) …… Thelonious Monk (p), The Duke Ellington Orchestra (1962年7月8日録音。)
モンクがニューポート・ジャズ・フェスティヴァルに出演した際の私家版録音を集めたブートレッグ。2008年にイギリスの Gambit レーベルから発売され、現在は他のプライベート・レーベルから再発売されている。音質は B〜C ランクで、決して良くはない。
(1)〜(4) は58年録音で、珍しくトリオ編成に演奏。(2) は映画『真夏の夜のジャズ』の中で使用されているのと同じテイクだが、この曲(というか演奏)が一番盛り上がりがなくてつまらない。(3) "'Round Midnight" は、この曲のトリオ演奏をほかに聴いたことがないのもあるが、非常に良いと思った。
(5)〜(9) は59年録音で、チャーリー・ラウズを含むカルテット演奏。音質が悪く、フラッター(テープの回転ムラ)と低音域の歪みが気になる。アート・テイラーのドラムがきちんとリズムをキープ出来ておらず、全体に不安定な演奏である。
(10)〜(12) は62年録音で、デューク・エリントン楽団のステージにモンクがゲスト出演したときの演奏((10) はエリントンによるアナウンス)。オーケストラ編曲はビリー・ストレイホーン。もともと変な曲だが、輪をかけてキチガイじみたアレンジである。エリントン楽団は後日 (11) をスタジオで録音した、と CD の解説に書かれているが未聴。