Thelonious Monk Plays Duke Ellington
- アーティスト: Thelonious Monk
- 出版社/メーカー: Riverside
- 発売日: 2007/03/27
- メディア: CD
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- 1955年7月21, 27日録音。
- Thelonious Monk (p), Oscar Pettiford (b), Kenny Clarke (ds)
リヴァーサイド・レーベル移籍第1作。
ふつう、移籍第1作といったら演奏もプロデュースもかなり力を注ぐだろう。いや、モンク自身は力を注いだ結果なのかもしれない。しかし、このピアノ・トリオ・アルバムは地味すぎる。プロデューサーのオーリン・キープニューズもなんだか及び腰だ。大作曲家であるモンクに、オリジナル曲を演奏させず、カヴァー・アルバムを作らせてしまったのだから。
それでも、本作は名盤中の名盤なのである。デューク・エリントン(1899〜1974)の名曲を集めたカヴァー・アルバムは無数に存在するが、本作は最上級といって良いだろう。
モンクの朴訥なピアノも素晴らしいし、オスカー・ペティフォードとケニー・クラークのサポートも見事だ。ベースのペティフォード(1922〜1960)は40年代にエリントンと共演した経験もあるらしい。
アルバム・カヴァーは2種類あって、アンリ・ルソーの絵画を使用したカヴァーが印象的。