Miles Davis / Birth Of The Cool
- アーティスト: Miles Davis
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2000/12/09
- メディア: CD
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- (1), (2), (5), (7) …… 1949年1月21日録音。Miles Davis (tp), Kai Winding (tb), Junior Collins (f-hr), John Barber (tuba), Lee Konitz (as), Gerry Mulligan (bs), Al Haig (p), Joe Shulman (b), Max Roach (ds)
- (4), (8), (10), (11) …… 1949年4月22日録音。Miles Davis (tp), J. J. Johnson (tb), Sandy Siegelstein (f-hr), John Barber (tuba), Lee Konitz (as), Gerry Mulligan (bs), John Lewis (p), Nelson Boyd (b), Kenny Clarke (ds)
- (3), (6), (9), (12) …… 1950年3月9日録音。Miles Davis (tp), J. J. Johnson (tb), Gunther Schuller (f-hr), John Barber (tuba), Lee Konitz (as), Gerry Mulligan (bs), John Lewis (p), Al McKibbon (b), Max Roach (ds), Kenny Hagood (vo)
邦題『クールの誕生』。アレンジャー、ギル・エヴァンスが中心となって 《クール・ジャズ》 というコンセプトの元に作られた作品集。当初は10インチ盤で発表され、70年代に LP レコード化、80年代に CD 化されたが、曲順や収録曲が少しずつ変わっている。
当時、Cool という語には、現代のような「かっこいい」というような意味はなくて、ディジー・ガレスピー等がやっていた Hot Jazz に対するものとして名づけられたようだ。《クール・ジャズ》 の特徴として、アドリブ・ソロよりもアレンジを重視していること、アタックが弱く全体に抑制された演奏になっていること、完全に白人向けの音楽であることなどが挙げられるだろう。
本アルバムについては昔から賛否両論あって、「芸術的に優れている」「どの曲も同じに聞こえる」などさまざまな意見が出てくるのだが、どちらも正解なのだ。いろいろツッコみながら聴くのが楽しいのではないだろうか。
The Complete Birth of the Cool
- アーティスト: Miles Davis
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 1998/05/11
- メディア: CD
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- (13)〜(25) …… 1948年9月4, 18日、ロイヤル・ルースト(ニューヨーク)でのライヴ録音。
- Miles Davis (tp), Mike Zwerin (tb), Junior Collins (f-hr), John Barber (tuba), Lee Konitz (as), Gerry Mulligan (bs), John Lewis (p), Al McKibbon (b), Max Roach (ds), Kenny Hagood (vo)
こちらは、『クールの誕生』の数ヶ月前に録音されたライヴ・ヴァージョン(元はブートレッグ)を CD の後半に収録したコンプリート盤。
ロイヤル・ルーストというのがどんな雰囲気のジャズ・クラブだったのかさっぱりわからないのだが、演奏中に客の話し声が聞こえていたりする。拍手もお義理程度。演奏もつまらない。