Herbie Hancock / Perfect Machine

1988年録音。
Herbie Hancock (key, vocoder), Jeff Bova (synth programming), William "Bootsy" Collins (el-b, vocorder), Leroy "Sugarfoot" Bonner (vo), Mico Wave (synth bass, talk box, vocorder), Nicky Skopelitis (Fairlight drums), Grand Mixer D.ST. (turntables)
ビル・ラズウェル等のプロデュースによる第3作。ブーツィ・コリンズ、シュガーフット等、派手目のファンク系ミュージシャンが参加している割に、こじんまりとまとまってしまった感のあるアルバムである。
オリジナル CD は全6曲入り（この頃からアナログ LP と CD が同時に発売されるようになった）。2000年リマスター盤には、リミックス曲が2曲追加されている。
シュガーフット（1943-2013）はオハイオ・プレイヤーズのギター＆ヴォーカリストで、なかなかセクシーなヴォーカルを聴かせるのだが、80年代はこういう音楽がウケない時代だったのかもしれない。
(5) は間奏部分に「処女航海」のヴォコーダー・ヴァージョンが挿入されている。ユニークなアレンジだけど、さすがに今更感があって今ひとつ。（でも、他の曲は話題にすらならなかったので、ましなほうかもしれない。）