Wayne Shorter / Night Dreamer

1964年4月29日録音。
Wayne Shorter (ts), Lee Morgan (tp), McCoy Tyner (p), Reggie Workman (b), Elvin Jones (ds)
1964年、ショーターはブルーノート・レーベルと契約。70年代初めまでの間に11枚のアルバムを録音した。本作は移籍第1弾である。
ジャズ・メッセンジャーズから、再加入のリー・モーガンとレジー・ワークマンが参加。ジョン・コルトレーン・カルテットから、マッコイ・タイナーとエルヴィン・ジョーンズが参加している。ワークマンは61年にコルトレーンと共演していたベーシストだし、レコーディング・エンジニアはコルトレーンを手掛けたルディ・ヴァン・ゲルダーだ。本作および次作 "JuJu" はきわめてコルトレーンへ接近したサウンドとなっている。
全6曲入り、すべてショーター作曲のオリジナル。本作以降のレパートリーはほとんどオリジナル曲で占められることになる。
ブルーノート時代のショーター作品には、ほとんどハズレがない。第1弾の本アルバムも十分気合の入った出来になっており、楽曲、演奏、録音ともにきわめて充実している。