John Coltrane / One Down, One Up: Live At The Half Note

One Down, One Up: Live At The Half Note

One Down, One Up: Live At The Half Note

  • Disc1…… 1965年3月26日録音。Disc2 …… 1965年5月7日録音。
  • John Coltrane (ts, ss), McCoy Tyner (p), Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)
  • ニューヨークのジャズ・クラブ、ハーフ・ノートにおける2枚組ライヴ盤。当地の FM ラジオ局の生放送番組をエアチェックしたテープを音源とし、2005年に CD として発表されたアルバムである。
  • ステレオ録音で、音質は Disc1 が A クラス、Disc2 が B クラスといったところ。40年も経ってから、こんな高音質、ハイレベルの演奏が発掘され、Impulse レーベルから正規のライヴ盤として発売されるのだから、まったく油断ならない。
  • 聴きどころは Disc1。(1) の司会者のアナウンスと同時にベース・ソロが鳴り始め(おそらくその前から演奏していたのだろう)、そのまま (2) "One Down, One Up" に雪崩れこむ。ここまでノンストップ29分間、カルテットの白熱した演奏が続くのである。もちろん、他の曲も素晴らしい。
  • 司会者のアナウンスがかぶさったり、演奏がフェイドイン、フェイドアウトだったりする曲が大半なのだけれど、2日分のラジオ番組がノーカットで収録されていることを考えれば、十分充実した内容だと思う。