John Coltrane / Coltrane (Impulse)

Coltrane (Reis) (Rstr) (Dig)

Coltrane (Reis) (Rstr) (Dig)

  • 1962年4月11日、6月19日・20日・29日録音。
  • John Coltrane (ts, ss), McCoy Tyner (p), Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)
  • エリック・ドルフィーが脱退し、ようやくジョン・コルトレーン・カルテットのメンバーが定着した。本アルバムはコルトレーンの 《黄金のカルテット》 第1作にあたる記念すべきスタジオ録音盤である。
  • (1)〜(3) はスタンダード・ナンバー(といっても当時は無名だった曲ばかりだが)。(4) と (5) がコルトレーン作曲のオリジナル。
  • (1) の熱を帯びたようなエルヴィン・ジョーンズのドラム。(2) のバラード曲におけるマッコイ・タイナーのピアノの美しさ。ジミー・ギャリソンのベースの音は60年代ジャズ特有の分厚さを聴かせる。コルトレーンのサックスは、ヴィブラートをほとんど用いず、禁欲的なほどにストレートな音を出している。
  • どの曲も比較的小粒なのだけど、キラリと光る名演奏だと思う。