John Coltrane / Coltrane Live At The Village Vanguard

Live at the Village Vanguard (Reis) (Rstr)

Live at the Village Vanguard (Reis) (Rstr)

  • (1) …… John Coltrane (ts), Eric Dolphy (b-cl), McCoy Tyner (p), Reggie Workman (b), Elvin Jones (ds) (1961年11月3日録音)
  • (2) …… John Coltrane (ts), McCoy Tyner (p), Reggie Workman (b), Elvin Jones (ds) (1961年11月2日録音)
  • (3) …… John Coltrane (ts), Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds) (1961年11月2日録音)
  • やや大味な 『アフリカ・ブラス・セッション』 に続いて、コルトレーンは1961年11月1日、2日、3日、5日の合計4日間にわたり、ニューヨークのジャズ・クラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードで初のライヴ・レコーディングを行う。本アルバムはその中で最初にレコード化された作品である。
  • 60年代のコルトレーンの演奏は、50年代のリラックスしたものとは異なり、極めてシリアスでアグレッシヴなサウンドを作り上げているため、BGM には適さないが、決して難解なものではなく、集中してジャズを楽しもうとするなら最高の音楽だと思う。
  • (1) はエリック・ドルフィーを加えたクインテットによる演奏。ヴィレッジ・ヴァンガード公演ではドルフィー(b-cl)の評価が高いのだが、ここでは添え物扱いに留まっている。
  • (2) は有名なスタンダード・ナンバー。前半のオーソドックスなピアノ・トリオ演奏と、後半に乱入してくる火の玉のようなコルトレーンのソプラノ・サックスの対比は聴き応え十分。
  • (3) はピアノ抜きのトリオ演奏。16分間の長い曲だが、最初から最後まで熱いテナー・ソロを堪能することが出来る。