John Coltrane / Coltrane's Sound

  • (2), (4), (6), (8) …… 1960年10月24日録音。(1), (3), (5), (7) …… 1960年10月26日録音。
  • John Coltrane (ts, ss), McCoy Tyner (p), Steve Davis (b), Elvin Jones (ds)
  • 1960年10月の3部作第3弾(1963年発売)。選曲はスタンダード・ナンバーとコルトレーン作曲のオリジナル。4〜7分程度の短い曲を集めている。((7) と (8) は CD 追加曲。)
  • エルヴィン・ジョーンズのドラムに火がついたような (1) と (3) が良い。いずれもテーマ部分のアレンジが見事で、ピタッときまるブレイクがきまっている。こういうまとまりのあるバンド・サウンドは、一発勝負のジャム・セッションとはまた違ったジャズの醍醐味だと思う。
  • ベースが弱いのは相変わらずだが、きっちりとアレンジされた楽曲の中ではそんなに目立たない。(とはいうものの、スティーヴ・デイヴィスはこれっきりでクビになっている。)