ジェネシス／スリー・サイズ・ライヴ

1982年発表、2枚組ライヴ・アルバム。"Three Sides Live"。
LP 盤発売当時は2枚組レコードのうち、side A から side C までがライヴ録音で、side D がスタジオ録音という変則的な構成であった。（これがアルバム・タイトルの由来である。）しかし、イギリス盤のみ全部ライヴ音源という形で発表されたらしい。
1994年リマスター盤以降の CD ではイギリス盤同様、すべてライヴに統一されている。（外されたスタジオ録音の5曲は後に BOX セットに収録されたが未聴。）
ライヴ音源の内容は、ほとんどの曲が1980〜1981年のツアーで録音されており、最後の "It / Watcher Of The Skies" のみが1976年のツアーからのものとなっている。*1
また、選曲は前半が "Duke"、"Abacab" の収録曲、後半がそれ以前のプログレ曲である。
詳細は省くが、音質が悪く、演奏も荒くて鑑賞に堪えるレベルのアルバムとはいえない。
上の動画は "Behind The Lines"。ステージ下手でノリノリのギターを聴かせているのはダリル・スチューマー。

*1:1980〜1981年録音の曲には、ダリル・スチューマー（g）、チェスター・トンプソン（ds）がサポート・メンバーとして参加。1976年録音の曲には、スティーヴ・ハケット（g）とビル・ブラッフォード（ds）が参加している。