ジェネシス/そして3人が残った
- 1978年発表。"...And Then There Were Three..."。
- メンバーは、フィル・コリンズ(vo, ds)、マイク・ラザフォード(b, g)、トニー・バンクス(key)。
- スティーヴ・ハケットが脱退し、3人編成になって初めてのアルバム。わかりやすいタイトルで、邦題もバッチリ。
- プログレ路線を完全に捨て去り、短めのポップな曲が並ぶ作品である。
- ギターは、マイク・ラザフォードが兼任。珍しく彼のギター・ソロが聞けるアルバムだ。(その後、ラザフォードはリードギターを弾かなくなってしまうのである。)
- また、トニー・バンクスは鍵盤楽器を一新。特に、YAMAHA CP-70 というエレクトリック・ピアノ*1の導入により、この時期のジェネシスのサウンド・カラーが方向づけられた。
- フィル・コリンズのヴォーカルがどんどん上手になっていったのもこの時期である。レコーディング・バランスも良い。
- 上の動画は、"The Lady Lies"。出だしの曲調はポップを通り越して、ほとんど演歌である。吉幾三の「雪國」ってこんな感じじゃなかったっけ?
- アーティスト: Genesis
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 2008/03/13
- メディア: CD
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*1:当時、サザンオールスターズや八神純子が使っていたので有名な大型のエレピ。