イエス/Talk


  • 1994年発表。
  • メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、トレヴァー・ラビン(vo, g)、トニー・ケイ(key)、クリス・スクワイア(b)、アラン・ホワイト(ds)。
  • 8人イエスによる Union ツアーのあと紆余曲折を経て、結局 "90125" のときの顔ぶれに戻って作られたアルバムである。
  • プロデュースはトレヴァー・ラビン。全体にラビンの色で統一された音楽になっていて、彼が参加したイエス作品の中では一番良いと思う。
  • にもかかわらず、ジャケットは地味だし、プロモーションビデオはないし、ほとんど目立たない。
  • 上の動画は「コーリング」("The Calling")のロングバージョン。アラン・ホワイトのバスドラがズンズン響く。後半、珍しくトレヴァー・ラビンとトニー・ケイのかけあいソロが聴けるのだが、本作のツアーの後、二人とも脱退してしまう。
  • エス脱退後のトレヴァー・ラビンは、ロックを止めて映画音楽へ転向。『アルマゲドン』(主題歌のエアロスミスじゃなくてオーケストラBGMのほう)や『ディープブルー』などの音楽を手がけている。
  • Talk』はリマスター盤や廉価盤が出ていないようだ。その代わり、TSUTAYA や BOOK OFF には必ず置いてある。謎の CD である。

Talk

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