イエス/ライヴ

  • 1985年発表。イエス3枚目のライヴ・アルバム。原題 "9012 Live : The Solos"。
  • メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、トレヴァー・ラビン(g, vo)、トニー・ケイ(key)、クリス・スクワイア(b)、アラン・ホワイト(ds)。
  • 1984年のツアー時の演奏を収録したビデオ/LD作品、"9012 Live"(後述)からのスピンオフ企画として発売されたミニ・アルバムである。(収録時間33分と短く、LP盤発売当時は値段も少し安かったと思う。)
  • タイトルのとおり、メンバーのソロ演奏を中心とした選曲になっており、バンド全員がまともに演奏している曲が少なくて、「ロンリー・ハート」などのヒット曲が入っていない。
  • 上の動画は、「変革」("Changes")。エディ・ヴァン・ヘイレンみたいなトレヴァー・ラビン(けっこうかっこいい)。クリス・スクワイアのメイクが時代を感じさせる。
  • 2009年に発売されたリマスター盤には、ボーナストラックが2曲追加されているが、いずれもヒット曲ではなく、全体の印象は散漫なままである。


"9012 Live"

9012 Live [DVD] [Import]

9012 Live [DVD] [Import]

  • こちらが、ビデオ版 "9012 Live"。
  • ビデオ版の監督を務めたのは、当時22歳だったスティーヴン・ソダーバーグ。後に『セックスと嘘とビデオテープ』でブレイクした人物である。
  • 演奏内容と無関係なエフェクト(レトロ映像)が多量に挿入されていて邪魔。
  • 2006年に発売された DVD では、エフェクトなしのヴァージョンが収録された。(未見。)