2009-12-25 降誕祭・その2 俳句 幼子が外を見ているイブの夜 友の無事ひたすら祈る聖夜かな 猫の舌舐め跡残る窓結露 田舎より土の香りの葱届く 下仁田の葱ざくざくと刻む朝 主は来ませりマイクで唄う焼芋屋 ストーブの前に並びし子猫かな 枯葉舞い三回転で着地せり 雪国へ牧師夫妻は旅立ちぬ 数へ日や今年最後の注射打つ