添い猫

 夜になって、腕はさらに回復。もう万歳三唱できるレベルになっている。(でも頭がぼーっとしている。)
 昨夜はさすがに安眠できず、途中で何度も目が覚めた。涼しくなってきたこともあり、僕のおなかに猫がぴったり寄り添って寝ているのだが、ちょっと待てよ。目が覚めるたび、添い寝している猫が違うではないか。
 二匹の猫たちは、途中で何度も交代しながら僕に寄り添っていたのである。そのうち一匹は病み上がりだ。「お疲れさま。交代するわよ」、「よく寝てるから起さないようにね」 彼らはそんな会話を交わしているのだろうか。
 猫のヒトたちも大変なんだな。