John Coltrane / Coltrane Live At Birdland

Live at Birdland (Dig)

Live at Birdland (Dig)

  • (1)〜(3) …… 1963年10月8日録音。(4), (5) …… 1963年11月18日録音。
  • John Coltrane (ts, ss), McCoy Tyner (p), Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)
  • (1)〜(3) はニューヨークのジャズ・クラブ 《バードランド》 でのライヴ録音。(4) と (5) はスタジオ録音。
  • "Live At The Village Vanguard"、"Impressions" と同様、コルトレーンの存命中に発表されたライヴ盤であり、名盤の一つと数えられる作品である。
  • 大きなコンサート・ホールやジャズ・フェスティバルの録音と異なり、小さなジャズ・クラブでの演奏・録音は演奏者の息遣いまで伝わってくるような臨場感があって、聴いていてワクワクする。(ピアノの調律が少し狂っているようだが、この際許す。)
  • 3拍子の名曲 (1) "Afro Blue" とバラードの名演奏 (2) "I Want To Talk About You" が続くアルバム前半(LP レコードでは A 面に相当する)が聴きどころ。特に後者のエンディングで、3分におよぶコルトレーンカデンツァ(一人無伴奏で演奏するソロ)には心打たれる。
  • アルバム後半の (3) 以降の曲は単独で聴くと悪くないのだが、前半が強烈すぎるためか全く印象に残らない。