ジェネシス/デューク


  • 1980年発表。"Duke"。
  • ジャケットを描いたのは Lionel Koechlin というフランスの絵本作家。この絵に登場するアルベールというキャラクターを主人公としたストーリーが中心になっているコンセプト・アルバムである。*1
  • ポップでわかりやすい楽曲、アルバム全体の構成、バンドの演奏のノリ、いずれをとっても最高のレベルに達しており、ジェネシスの全作品の中でも傑作中の傑作と呼ぶべき内容となっている。僕も一番よく聴くアルバムだ。文句なしの名盤である。
  • 本アルバムは、初の全英1位を獲得している。(日本ではそれほど売れなかったようだが。)
  • 上の動画は、シングル・ヒットした「君のTVショー」("Turn It On Again")。変拍子なのにノリノリのロック・ナンバーである。リフレインのファルセット・コーラスがビージーズの「サタデーナイト・フィーバー」っぽいのが面白い。(ジェネシスのデビュー・アルバム『創世記』もビージーズの影響を受けていたが、全くレベルが異なる。)


Duke

Duke

*1:Duke (album) - Wikipediaによると、全12曲のうち6曲がアルベールに関係しているらしい。