ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調
長調と短調の違いは何か?――と聞かれて、「長調は明るく、短調は暗い」 と答えて良いのは小学生までである。
ブラームスの弦楽六重奏曲第1番は変ロ長調というキーで作曲されているが、明るさと暗さの両面を持っている。常にその両側を行ったり来たりし、またときに光と影、陰と陽が同時に鳴ったりするのだ。
この曲を書いたときのブラームスは27歳だった。だが、この曲から感じられるのは若さではなく、成熟した大人の人生経験である。精神的に追い詰められたときなどに、これを聴くと、少しだけ元気になる。
弦楽六重奏曲第1番は、ルイ・マル監督の映画 『恋人たち』 に使われている。まずは第1楽章。
お次は第2楽章。(1分すぎあたりから。)動画にはイタリア語?の吹き替え音声が入っていて、ちょっとうるさいけど。
なんでエロいシーンばかりなんだ?
- アーティスト: アマデウス弦楽四重奏団,ブラームス,アロノヴィッツ(セシル),プリース(ウィリアム)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: CD
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