2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
犬蓼や浮腫んだままの脹脛(ふくらはぎ) 犬蓼や足取り重き夜勤明け 鈴虫の声を頼りに迷子かな お好みを四角に切つて夜食かな
二子玉川で季節を詠む「カタリストBA句会」開催決定! | 堀本裕樹オフィシャルサイト 8月31日(土)、第2回カタリストBA句会に参加。 以下の2句と投句しました。 真ん中の段を占めたる西瓜かな 終戦日刺さつた棘の抜けぬまゝ
1978年発表。"...And Then There Were Three..."。 メンバーは、フィル・コリンズ(vo, ds)、マイク・ラザフォード(b, g)、トニー・バンクス(key)。 スティーヴ・ハケットが脱退し、3人編成になって初めてのアルバム。わかりやすいタイトルで、邦題もバ…
1977年発表。"Seconds Out"。 1976〜1977年のツアーの模様を収録した、ジェネシスにとって2作目となる2枚組ライヴ・アルバム。 スタジオ録音ではヴォーカルとドラムを兼任しているフィル・コリンズだが、ライヴでは大半の曲でヴォーカルに専念し、ステージ前…
新涼やスネアドラムの音高く 胸元で結ぶニットや涼新た ダブルチーズバーガー提げて秋の浜
芋の葉の下に隠したはずの骨
1976年発表*1。"Wind & Wuthering"。 前作 "A Trick Of The Tail" と同じ4人のメンバーによって作られた、プログレ期最後のアルバム。本作を最後にスティーヴ・ハケット(g)が脱退する。 前作の延長線上にある作風だが、ギターの目立つパートが少なくなり、…
秋雨やポッケに入れし花林糖 黒糖の六腑に沁みて秋高し
葉の上で葉と揺れてゐる飛蝗かな
1976年発表。"A Trick Of The Tail"。 メンバーは、フィル・コリンズ(vo, ds)、スティーヴ・ハケット(g)、マイク・ラザフォード(b, g, bass pedal)、トニー・バンクス(key, g)。 ピーター・ガブリエルの脱退に伴い、バンドは存続の危機を迎える。し…
1974年発表の2枚組。"The Lamb Lies Down On Broadway"。上の動画はアルバム冒頭のタイトル曲。 プエルトリコ人の少年《レエル》を主人公とする物語をテーマにした異色のコンセプト・アルバム。ザ・フーの "Tommy" (1969年)とピンク・フロイドの "The Wall…
片恋を膨らませても赤蜻蛉 親方の目にも泪や夕焼雲 猫じやらし意外とすぐに飽きにけり
1973年発表。"Selling England By The Pound"。 ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスの最高傑作である。 バンドのメンバーは曲作りの間中いらいらし、成果についても各自複雑な心境だった。すでに彼らはライターとしてばらばらになりつつあった。トニー…
1973年発表。"Live"。 ライヴ・アルバムを多数発表しているジェネシスの最初の、そしてピーター・ガブリエルが参加している唯一のライヴ盤。 プログレ・バンドのライヴ盤はだいたい長い曲が多く、イエスや EL&P などは3枚組を出していた時代だったが、ジェネ…
――ピーターは生まれつきのおとなしい性格に逆らって、自分とバンドに目を向けさせようとある思いつきを実行することにした。頭のてっぺんだけを剃り、逆モヒカンにしたのだ。彼はきつい黒のアイラインを入れ、エジプト・スタイルで襟元や袖に宝石をいっぱい…
秋の夜に先つちよだけと言はれけり 留守電は苦手でムッシュムラムラ忌
秋口の配達員の笑顔かな 一切の小鰭(こはだ)に酒は三口かな
1971年発表。原題 "Nursery Cryme"。 メンバーは、ピーター・ガブリエル(vo, fl)、スティーヴ・ハケット(g)、トニー・バンクス(key, g)、マイク・ラザフォード(b)、フィル・コリンズ(ds, vo)。 バンドはまだステージ活動を続け、そのうちに名前も…
1970年発表。原題 "Trespass"。 メンバーは、ピーター・ガブリエル(vo, fl)、アンソニー・フィリップス(g)、トニー・バンクス(key)、マイク・ラザフォード(b)、ジョン・メイヒュー(ds)。 自分たちはいらないと言ったのだが、それぞれの親が最低限…
1969年に発表されたジェネシスのデビュー・アルバム。原題は "From Genesis To Revelation"。 メンバーは、ピーター・ガブリエル(vo, fl)、アンソニー・フィリップス(g)、トニー・バンクス(key)、マイク・ラザフォード(b)、ジョン・シルヴァー(ds)…
2011年発表。10年ぶりのスタジオ録音アルバム、"Fly From Here"。 メンバーは、ベノワ・デヴィッド(vo)、スティーヴ・ハウ(g, vo)、ジェフ・ダウンズ(key)、クリス・スクワイア(b, vo)、アラン・ホワイト(ds)。 新人ヴォーカリスト、カナダ人のベ…
風立つて蝉の骸を寄せにけり
2001年発表。"Magnification"。 メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo, g)、スティーヴ・ハウ(g)、クリス・スクワイア(vo, b)、アラン・ホワイト(ds, p)。 キーボード奏者不在の4人のメンバーとオーケストラの共演盤。ビリー・シャーウッドとイゴー…
2000年発表の2枚組ライヴ・アルバム。原題 "House of Yes: Live From House of Blues"。 1999年10月31日、ラスヴェガスのライヴハウス「ハウス・オブ・ブルース」での演奏を収録した CD/DVD 作品である。 メンバーは、前作に続いてジョン・アンダーソン(vo…
1999年発表。"The Ladder"。 文句なしの名盤。少なくとも70年代後半以降のイエスにとって最高傑作である。プロデューサーは、ボン・ジョヴィやエアロスミスを手掛けたブルース・フェアバーン。だが、本作のミックス・ダウンの直後に彼は急死。プロデューサー…
1997年発表。"Open Your Eyes"。 メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、スティーヴ・ハウ(g)、ビリー・シャーウッド(vo, key, g)、クリス・スクワイア(b, vo)、アラン・ホワイト(ds)。サポート・メンバーとして、イゴール・コロシェフ(key)、…
じつとしてすゝまぬもあり精霊舟
1996年3月に行われた3日間のライヴ音源および同時期のスタジオ録音を併せて発表された変則的なアルバム。2枚組CD×2セットという構成で、原題はそれぞれ "Keys To Ascension" (1996年発表)および "Keys To Ascension 2" (1997年発表) 。 メンバーは、ジョ…
1994年発表。 メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、トレヴァー・ラビン(vo, g)、トニー・ケイ(key)、クリス・スクワイア(b)、アラン・ホワイト(ds)。 8人イエスによる Union ツアーのあと紆余曲折を経て、結局 "90125" のときの顔ぶれに戻って…
花蕎麦を今朝の山路の起点とす